こんにちは。ロゴだくでロゴデザインをしている
スズキデザイン事務所の鈴木 です。
最近よく聞く「ギャップ萌え」というフレーズがあります。
※ギャップとは:大きなずれ。懸隔。食い違い。「世代間のギャップを感じる」※萌えとは:違和感に「キュンとくる」
例えば、華奢(きゃしゃ)な女性が素晴らしい投球ホームで剛速球を投げたり。
逆にイカツイ男性が料理上手で盛り付けも繊細だったりするとそれに対して
「おっ!」とか「キュン!」とかしませんか?
それが「ギャップ萌え」です。
ロゴデザインのモチーフの組み合わせも「ギャップ」が大きければ大きいほど、
そのロゴは見る人にインパクトを与えて記憶に残ります!
実際に私がデザインしたロゴがこちらです。【うさぎの歯科ロゴ】
現在ロゴだくサイト内で販売中の小児歯科向けのロゴです。
ご覧のように「歯」と「ウサギ」のモチーフですね。
全く関係の無い存在の「歯」と「ウサギ」ですが、可愛いしインパクトがあります!!
一度見たら忘れません。折れ曲がった耳は患者さんに対してのごあいさつの意味を込めています。
このロゴマークを見た小さなお子さんは、「ウサギ!」って認識しますよね。
それで、小さなお子さんに向かって親御さんが「明日はウサギさんの歯医者さんに行く日だよ〜」とかね、会話が盛り上がります!
もう、そんな会話があちらこちらであったら、その歯医者さんは近所で人気の歯医者さんです!
歯科のブランディングは大成功と言って良いでしょう!ロゴを作って良かったと思うでしょう。
歯医者さんには正式な名前があっても、近隣の方々からは通称「ウサギ歯科」と呼ばれてもいいと思います。すでに近隣の方々の記憶に残っているのですから。
記事を書いてる時、急に思い出しました!
漫画家の赤塚不二夫先生の考えた「ウナギイヌ」40代以上の方ならご存知のハズです。
あのキャラクターは名前もフォルムも、ギャップのカタマリですよね。
数十年経ったいまでも、とても印象に残っています。
話を戻します。
あとから知ったんですが、うさぎの前歯は伸び続けます。
歯とウサギのロゴを作ってる時点では知りませんでしたが、
歯医者さんにはとても相性の良い動物だったんです。
その他には、こんなロゴも。【歯科のサーカス・ロゴ】
「歯」と「サーカスのテント」をモチーフにしたロゴマーク(現在販売中)ですが、
これも歯とサーカスは全く関係が無いです(汗)
このロゴも「ギャップ」が大きく、インパクトが強烈です!
テントの縦縞がキレイな歯並び・歯茎に見えたので、
これは!と思い。このロゴを真剣にデザインしてみました。「写真の縦縞は細かすぎますね…」
ご紹介した2つのロゴを作る時は「ギャップ」を取り入れてロゴをデザインしています。
そうすると想像もつかない良いアイデアが生まれる可能性が高くなります。
「ギャップ」は、アドバタイジング(広告・ポスター・CMなど)の手法にも使われていて、
例えば、携帯電話サービスのCM(2019年8月現在)には桃太郎、浦島太郎、金太郎が出演していますが、
携帯電話サービスとは関係無いですよね。ついでに白い犬も。
皆さんもこのように「ギャップ」を取り入れてロゴをデザインしてみてくださいね。
おもしろいアイデアが出ると思いますよ!?
今回は『ロゴのデザインはギャップが大きいほど記憶に残る!』でした。
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