こんにちは。ロゴだくでロゴデザインをしているスズキデザイン事務所の鈴木 です。
今回は「普段デザイナーはどんなことを考えてデザインしているの?」です。
私はロゴデザインの他にもリーフレットやカタログ、パッケージ、新聞広告、バナー広告など様々なデザインしています。もう少し具体的に言うと、ロゴだくではお客様からロゴデザインのご依頼をいただいてロゴマーク完成後に、その会社やお店のリーフレットやカタログのデザインをすることがあります。「お声掛けいただいて大変嬉しい限りです!」それがお店のオープン用だったりすると、リーフレットの中にオープン記念の割引「クーポン」を入れたいというリクエストがあります。最近はスマホサイトなどでも登録が完了すると割引用「クーポン」がもらえたり…そうあれです。ファストフードだと期間限定「クーポン」を見せるとお得に食べられるものやコンタクトレンズの何%OFFのクーポンのDMやらアパレル系のセールのクーポンなどもありクーポン花盛りですよね!?
そこで「クーポン」をデザインする時には、以下のようなことを考えます。ほんの一部ですが…
1.商品やサービスを理解する!
例えば、お店であれば「フレンドリーで家族みんなで楽しめる」か「高級でオトナだけが楽しめる」かで打ち出すクーポンのイメージは当然違います。
2.クーポンを見た人の印象の違い!
例えば、「お得に感じる」か「お得に感じない」など
3.クライアントである、お店の経営者がクーポンで伝えたい印象とは?
例えば、フォントや色使いといった細かい部分で印象はガラッと変わります。
試しにクーポンの見本を要素は最小限にして分かりやすく作ってみました。A、Bとも内容は同じ。フォントと色使いを変えています。
AとBのクーポンを見比べての印象は?
A 手書き風の筆文字と背景色はビビットなピンクの水玉模様
B 明朝体の欧文フォントと背景色はパステルカラーのピンク模様
1.インパクトは断然A
2.おしゃれな印象はB
3.目立ち方の度合いはA
4.品の良さはB
作ってる当人はこのようなメージでデザインしましたが、皆さんはどのような印象でしたか?
因みにAのクーポンはファストフードのような「家族で楽しめるお店」のイメージで作りました。Bのクーポンは「高級な洋服などを販売するお店」を意識してデザインしました。もしも、「高級な洋服などを販売するお店」のクーポンにAのデザインを採用したら、インパクトはあるものの叩き売りの印象を与えて、ブランドイメージは下がります。逆に「家族で楽しめるお店」にBのクーポンを採用したらインパクトが弱く客足は遠のきます。
このようにデザイナーは、どのデザインが一番効果的に表現が伝わるかを常日頃から探し続けている職業なんです。
ロゴマークのデザインも同じことが言えます。「楽しく 親しみのある商品やサービス」に適したロゴデザインがあり、「高級で高品質な商品やサービス」に適したロゴデザインがあります。そんなロゴマークをロゴだくではデザイン作成 → 販売しています。ロゴマークをデザインしていると日本国内では北海道〜沖縄までのクライアントさんや海外ではシンガポール、タイ、台湾など、たくさんの方たちと出会いがあり、いつも刺激をもらいつつ楽しくロゴマークを作成しています!本当にありがとうございます。
今回は「普段デザイナーはどんなことを考えてデザインしているの?」でした。
ロゴだくの「販売ロゴ」はサイトにアップされるまで何十通りの手書きのラフスケッチから集約された「販売ロゴ」だけをアップしています。既にアップされる前に練り上げられたデザインだから安心して会社・店舗・事務所のロゴとして永くお使い頂けます。ロゴだくの「販売ロゴ」は、購入されたロゴは他社にはゼッタイに販売しませんので、オンリーワンで・オリジナルなので安心です。商標登録の申請(※別料金)も可能です。
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