えっ?書体と字体って、同じでしょ!?
ロゴマークに不可欠なのは、シンボルマークと文字(ロゴタイプ)ですね。
※ロゴタイプとはシンボルマークに組み合わされる社名のことを指しています。文字とは書体や字体を含めた全体のこと指します。ややこしいですね。
⬇以前にもブログで書きましたが、ロゴマークとは和製英語です。
◉書体と字体は違います。
◉書体とフォント(Font)も違います。
⬇書体とは、このように ゴシック体、明朝体、丸ゴシック体などの【文字のデザインの違い】を指します。
⬇続いて、字体とは【文字の形(カタチ)の違い】を指します。この場合は書体は同じで、字体が違います。
書体とフォント(Font)の違いとは?
⬇書体とは昔の印刷で使った金属活字を指しています。見たことない方が大多数でしょう。
⬇次にフォント(Font)は、このようにPCなどに搭載されているものを指します。フォントのデータファイルですね。
本来、書体とフォントは違うものですが一般的には区別されていません。普段の生活で困ることはないです。私みたいなロゴデザイナーが知っていればいいことです。
書体と字体の違いがわかっていて、得することがあるのか?
あまり得はしません。強いて云えば、ロゴデザイナーにロゴマークを依頼するときに会社やお店のフォント(ロゴタイプ)のイメージを伝える際に役立ちつくらいです。
なぜ、こんなどうでもいいことを書いたかというと、FMラジオを聞いていてパーソナリティの方が書体と字体の違いを理解されていないで喋っていたからです。些細なことですけどね。
今回は少しマニアックな「ロゴマークに不可欠な書体と字体の違いとは?」でした。