突然ですが、スタン・ハンセンをご存知でしょうか?
もし、知っていたら、あなたは40歳以上かプロレスオタクです。
スタン・ハンセンのフィニッシュホールドといえば
あの有名な“ウエスタン・ラリアット”ですね!?
なにそれ?知らん!ちょっと待って…(汗)
簡単に説明します。
ウエスタン・ラリアットはプロレスラーの
ほとんどの選手が使います。
海外のプロレス界では、
同じ技が“クローズライン”という呼び名が一般的。
どんな技かって?
助走を付け相手に突進して、
伸ばした腕を相手の首めがけて引っ掛けて、
なぎ倒す強烈な技です。
You Tubeで“ウエスタン・ラリアット”200連発のリンクを貼っておきます。
なぜ、こんな話をするかと言うと…
スタン・ハンセンだけがその技を使うと
“クローズライン”から“ウエスタン・ラリアット”に
技の名前が変わります。
なぜ、そうなったのか?
ウエスタンが付くのはスタン・ハンセンがテキサス州の出身だからです。
他のプロレスラーが使う“クローズライン”とは、
差別化をしたかったからでしょう。
『これって正にブランディングです。』
ブランディングの由来は「ブランド・Brand」。
その語源は、牛などに押した「焼き印・Burn」にあります。
たくさん飼っている中から自分の牛が分かるように
焼き印をしたのが由来になっています。
因みに“カーフ・ブランディング(子牛の焼印押し)”というプロレス技もあります。
プロレスとブランディングは意外と深い関係性がある!?
スタン・ハンセンいわく他の選手が使う
“クローズライン”と違うところといえば、
体重の乗せ方が、他の選手とは違う!
ただ、それだけです。
これ、“ウエスタン・ラリアット”と呼ばせた
スタン・ハンセンのブランディング戦略です。
同じ技だけど他とは全然違う!
80年代のプロレス中継で、
実況しているアナウンサーが“ウエスタン・ラリアット”と
試合の度に何十回も連呼すれば、
いつしか、それは“ウエスタン・ラリアット”というブランドになるし
スタン・ハンセンといえばウエスタン・ラリアット!
ウエスタン・ラリアットといえばスタン・ハンセン!
ロゴマークと同じ役割をします。
同じ技。でも全く違うオリジナル技。
その技(商品)を数倍良く
見せることができるし、
覚えてもらえる。
ブランディングのお手本です。
例えば、もう少し身近なところだと、
世界的な自動車ブランドのメルセデス・ベンツや
アップルの iPhone の製品には
必ずロゴマークが付いています。
同じ価格の製品にロゴマークが付いてなかったら
偽物?模倣品?すぐ壊れる?保証は?とか…
その商品を購入するでしょうか?
購入しませんよね。
お客様に安心と信頼を与えることこそ
ブランディングの確立になります。
極端な話をします。
ある大手の会社が災害などで
全てを消滅して失ったとしても
“ロゴマーク”さえ残っていれば、
会社を再建をすることができる
それがロゴマークの強味であり
ブランディングとは切っても切れない関係なんです。
今回は『ブランディングとはウエスタン・ラリアットである!』でした。
ロゴだくでは、『どんなロゴを選んでよいか分からない』経営者のあなたに
無料の“ロゴのデザイナーズセレクト”のサービスがあります。
“ロゴのデザイナーズセレクト”を利用する時に経営者のあなたに聞くこととは?
1.会社名の由来(由来はロゴデザインを選ぶ上で最も重要です。)
2.将来のビジョン (企業理念みたいなこと、10年先に会社やお店がどうなっていたいかこと)
3.ロゴデザインのテイスト(簡単にいえば、格好よくしたいとか、可愛くしたいとか、色の方向性など)
“ロゴのデザイナーズセレクト”は お問い合わせフォームからお願いします。
お名前、メールアドレス、つながる電話番号をご記入のうえ、ご相談・ご質問内容を書いて送信ボタンをクリック!
お気軽にお問い合わせください。ロゴデザイナーの鈴木が対応いたします。